□作・演出 米山和仁 □出演 井俣太良 (少年社中)加藤敦 橋本哲臣 小玉久仁子 趙 承禧(劇団コーヒー牛乳) 船戸健太郎 山崎雅志 広瀬愛子 中川智咲子 村上直子(劇団カメレオンぶるーす。) 齋藤美和子 大畑祐貴 江本和広 坂野直也 山本洋輔 山岡真以子 米山和仁 [STAFF] □舞台監督 棚瀬巧 □照明 柳田充 長尾祐介(Lighting terrace Lepus) □音響 佐藤春平 宮坂佳奈(Sound Cube) □衣裳 有藤加奈子 □カバーイラスト 小玉久仁子 □殺陣指導 江本和広 □美術 ホチキス □宣伝美術 大澤悟郎 □制作 山崎雅志 広瀬愛子 □制作協力 聖澤毅 □企画 ホチキス
時は1789年.寛政の改革まっただ中の江戸、かつて一世を風靡した絵師、歌麿は流行が過ぎ今や江戸っ子達のオシャレアイテム「家紋」をデザインし、細々と暮らしていた。 一発逆転を狙い、女性をテーマにした「美人画」を描く事を決意した歌麿。モデルを探しにいざ遊郭に挑む!一方やくざ同士の縄張り争いが激化、組の運命賭けた戦いが始まろうとしていた! 生き様、宿命、出世試験!愛に友情に親の期待!飛び交う欲望の狭間に生きる、たくましくもバカバカしい人々の粋を絢爛豪華に描き切るホチキス流大江戸活劇!! ホチキス初の時代劇、空前の大所帯。もともとド派手なお祭りをやりたかったので、当然といえば当然なのだが、打上が華やかなのがいい。楽屋が狭いのがいい。ミーティングになかなか人が集まらないのがいい。稽古をまとめるのがたいへんなのがいい。日本シリーズその2という事なので、日本といえば江戸だろう!と半ばひらきなおったのがこの作品。そもそも日本をテーマにいろんな切り口をというところからスタートしているこのシリーズ。その1は近未来、その2は過去、ではその3は?それは次回のお楽しみ。台詞の随所に七五調をちりばめて、日本語はほんとうつくしいなぁとしみじみ思う。