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2001年7月28(土)29(日) 28(土)
名古屋大須七ツ寺共同スタジオ |
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作・演出 加藤敦
出演 加藤敦 小玉久仁子 橋本哲臣
STAFF
音響 浅井久美
照明 棚橋悦子
舞台美術 小柳千尋 蜂須賀貴子
進行 桑原朋子
映像 コダマクニコ
アート HOTCHKISS
宣伝美術 タナカアイ
協力 米山和仁 戸川弥春 聖澤毅 |
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西暦2001年。 新世紀最初の記念すべきこの年に、我々人類は科学のさら なる進歩の片鱗を垣間見る。世界的科学者、宮沢竹蔵の世 紀の大発明(リセットボタン)がもたらした悪夢。
虚構と事実が入り交じる謎の世界が地球上の全ての生物に 牙を向く!! 科学者達の飽くなき戦い。その一つの決幕が今ここに・・・ |
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まったくもってとんでもない公演であった。 3人の役者は、約1時間半出っずぱりである。 シンプルかつハイセンスな舞台装置、ずば抜け た映像のセンスに裏づけされたハイク
オリティ ーなオープニングに始まり、たたみか ける会話、 アクション、ギャグは、ストーリーの進行を巧 みに脱線させ、観客を弄んだ。 そして観客も、それを楽しむがごとく、芝居に
のめり込んでいく、キャパ90の狭い空間は、 次第に一つになり、怒濤の、そして衝撃の真実 を暴き出すエンディングへと、ノンストップに 突き進んでいくのである。
猛暑が続くこの夏の暑い一日に、なにかフルマ ラソンをしたような、そんな精神肉体消耗仕切 って気持ちいいぞ、おぃ!な芝居であった。 そしてまた、明らかにちがうホチキスの一面
を 打ち 出した、快作であった事は間違いない。(米山)。 |
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