|
 |
 |
 |
 |
1998年4/4.5
メインホール御浪街ホール 1 |
|
 |
作・演出 米山和仁
出演 小玉久仁子/加藤敦 /小森聖子/中川智咲子/ 橋本哲臣
当田梢/米山和仁(声のみ)
舞台監督 小森聖子
制作 水崎泰江
美術 荒川尚美
音響 河村陽介(機トロン)/米山佐知子/森淑野
照明 飯田紘子
宣伝美術 橋本哲臣
イラスト 小玉久仁子 |
|
 |
アトム長年アンドロイドの研究を続ける科学者 国生。その研究室を地下に持つアパートの1階 が舞台。彼の助手であり、部屋の住人の阿形は 国生に内密に独自でアンドロイの研究をしてい
た。国生の研究しているアンドロイドは、当初 の計画では人間等身大だったが、造っていくう ちにどんどんと大きくなり、ついには地下研究 室から地上であるアパートを突き破ってしまっ
た。しかし、国生は、なおも上へ上へとアンド ロイドを造り続けた。ある日、阿形のおばの桜 子が、南米の謎の国から帰国。変な土産げで部 屋が埋まってしまっていた。国生のもう1人の
助手、後藤と、国生のメイドのお花は、桜子の お土産話しを阿形の部屋で聞いていた。そこに、 奥にある阿形の研究室から1人の少女が飛び出 してくる。実は阿形は、国生より先にアンドロ
イドの開発に成功をしていたのだ。今だその事 を打ち明けれない阿形、アパートの住人は、神 出鬼没の女の子型アンドロイドをそれぞれ勝手 に勘違いをし、阿形はつじつまをあわせるため
に翻弄する。そんな中、国生は阿形に、自分は、 女の子に一目惚れをしてしまったと告白する。 |
|
 |
一幕ものにあこがれた。 戯曲の中で、一幕ものが高度なものなのかどうか はわからないが、 私の中では、かなりの域にそれ はある。『 職人の域』そうだ。職人の域にある。
私も、行きたいと思った。職人になりたくはなか ったのだが、域に入りたかった。 で、産まれた企画。 苦労した。 なにに? 全て。 だいたい、なんでいつも忘れてしまうのだろう、
企画の時はうはうはなのだ!これやろう!今度は こうしよう!夢が妄想を産み!妄想が夢を堕落さ せる。堕ちるところまで堕ちた スイートな企画 しかし、まてよ、書くのよ。
脚本は、あ・な・た・が書くの。 『書くの? 』 あたりまえである。 書いたことないのに、書かなければならない。 図書館に、シチュエーションコメディーの書き方
なんて本を本気で探しに言ったのは私です。 その時見つけた『演出論』たる分厚い本を借り、 『演出と恋愛は似ている』 という最初の見出しでフェイドアウト。 未だに返却していない。
踏み倒した。 そんなマクベスのように傍若無人な態度で書いた シチュエーションコメディー。 私は声だけ。 ちなみにマクベスは読んだことも観たこともない です。すいません。 |
|