特別公演
ケルベロス
米山の書き下ろしを小玉久仁子が演出するスペシャル公演。広告業界で働く男たちの戦いを描く
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公演期間
2018年8月7日~12日
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公演会場
東京芸術劇場シアターイースト
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脚本
米山和仁
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演出
小玉久仁子
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出演
杉江大志/大海将一郎/山﨑雅志/田中稔彦/瀬戸啓太/前田陸/村上誠基/齋藤陽介/加藤敦/齊藤美和子/小玉久仁子
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あらすじ
新入社員の赤堀(杉江大志)は製菓メーカー「オワリヤ」の宣伝部に入社する。 しかし赤堀が配属されたのは、花形の商品宣伝部ではなく、社長直下の宣伝部「社長宣伝部」だった。 かつて同部署は創業者と二人三脚で名作CMを次々に世に送り出し、業績を伸ばしていった。不眠不休で働くその姿に、眠らない獣「ケルベロス」と呼ばれ社内でも一目置かれる存在であった。しかし現在は、会社内でお荷物扱い。ただ、創業者が作った部署だけに潰すこともできず、会社は生かさず殺さずで、二代目社長のわがままオーダーに応える窓際部署と化していた。さらに、部署内にある二つのチームは犬猿の仲。”華の宣伝マン”を夢見ていた赤堀は落胆する。 そんな中、長らくのヒット商品不在、業績不振の責任をとり、社長が電撃交代。社長の娘が新社長に就任し、経営を立て直すため、大規模なコストカットに着手。その候補には「社長宣伝部の解体」も含まれていた・・・。