STORY
舞台はレコーディングスタジオ。都内では珍しい大箱のスタジオだが、昨今は楽曲制作費の予算削減により、大箱での収録が減少。経営はジリ貧でスタジオの運営を任されている葛城兼光は、様々な工夫をし、なんとか経営をもたせていた。そんな時、ひょんな事から、大規模な歌録りが行われることになる。その曲は、チャリティーソングで、有名アーティストが集まり一気に録音する、まさに日本版「We are the world」と言える収録だった。集められたアーティスト達は皆曲者揃い。しかもその収録のプロデューサー藤井寺涙は、葛城と因縁のある男だった…。はたして、限られた時間の中で収録は無事行われるのか!